リンクス(大山ネコ)とは?

カナダの森林地帯などに生息するリンクスは、体長約1メートルで、四肢が丈夫で胴よりも長く幅の広い足をしています。

毛の色は背の部分が白に近い砂色から赤さび色まであり、暗褐色の斑点があるのが特徴です。
腹部は白色、全体の毛はソフトで長く、特に腹部の毛並みが美しく長く人気があります。
リンクスの場合は腹部を中心に使われ、白い毛並みの部分が多いほど品質良く、高価になります。また、リンクスの名前は16世紀の記録にも見られるほど歴史が古く、17世紀末にはイギリスのカナダ貿易の花形商品として取引されたと言う言い伝えもあります。
19世紀に絶滅の危機にさらされたリンクスは、現在でもその数は少なく大変高価な毛皮として貴重な存在になりました。

貴重で高価な毛皮だからこそ、大切に手入れをして長く使っていただける修理を心がけます。